-酸素が必要である理由-

私たちの活動に欠かせないエネルギーは全て食べ物から得ています。

食べ物は口、胃、小腸を通る間に、消化液などで吸収し易い養分に変えられます。
三大栄養素である「糖質」はブドウ糖、「タンパク質」はアミノ酸、「脂質」は脂肪酸へと分解され、大部分は小腸で吸収されています。食べ物から得た栄養は、細胞内の「エネルギー生産工場」であるミトコンドリアに運ばれます。ミトコンドリアでは、燃料として酸素を燃やして、体内にエネルギーを供給する物質であるATP（アデノシン三リン酸）に変換されます。（ATP産出の為500㍑の酸素を消費する）
酸素が供給されなくなると人間は体内でエネルギーを作ることが出来なくなり、やがて死に至ります。
この様に、人間に酸素が必要である事は科学的に証明されています。

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-体内酸素には「結合型酸素」・「溶解型酸素」の2タイプ-

呼吸で体内に取り込まれた酸素は、肺でヘモグロビンと結びつき血流によって体の隅々まで運ばれます。これを「結合型酸素」と言います。
実は体内には、これとは異なるタイプの酸素も働いています。ヘモグロビンと結びつかず、血液や体液に分子のまま溶け込んでいる 「溶解型酸素」です。「結合型酸素」は、ヘモグロビンと結合しているためにヘモグロビンの量を超えて運ばれることはありません。また、分子量が大きい為に、毛細血管を通過しにくいという特徴があります。
これに対し、 「溶解型酸素」は体内での量は少ないものの、圧に比例して血液、体液に直接溶け込み、「結合型酸素」が通過しにくい毛細血管でも隅々まで行き届きます。ただし、「溶解型酸素」は通常の呼吸だけでは取り込める量が非常に少なく、口や鼻からの酸素吸入だけでは増えないのが難点です。

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-効能・効果検証①～疲労回復は可能か？-

｛判定★★★★★｝

大会前に疲労回復した選手が活躍した例を挙げてみましょう。
大会期間中に7人の選手が1.3気圧で30～40分最大6回高気圧酸素カプセルに入ったそうです。試合前に腹部の筋肉疲労と鋭い痛みを体感していたある選手は、痛みが見事に消えて試合に参加出来ました。また、試合前に膝を負傷していた別の選手は負傷の二日以内に高気圧酸素カプセルに入り、その結果痛みが取り除かれ試合で好成績を出す事が出来ました。
これらのケースから、高気圧酸素カプセルは、損傷後の腫脹を低減する事や、骨・筋肉・靭帯の損傷の回復への改善効果があると大いに期待できます。

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-効能・効果検証②～血流が改善され、体温上昇を促すのか？-

｛判定★★★★｝

米国ニューヨーク州のアンチエイジング専門医の齋藤真嗣氏は自著で「体温が一度下がると免疫力は30％低下し、逆に体温が一度上がると免疫力は500～600％も上昇する」という説を述べています。これは、体温が高いと血流の流れが良くなる事と、酵素の活性が高くなるからです。
血流が改善されて免疫力が高まるのは、そもそも免疫機能を持った白血球が血液の中に存在しているから。と説いています。この説が正しければ、体温を上昇させ、常に血流を良くする事は、免疫力の向上に繋がるという考え方も出来るという事です。
熱は血流によって運ばれるので、何らかの理由で血流障害に陥ると熱を全身へ運ぶ機能が低下します。酸素を体内に十分に摂取すれば、より多くの酸素が抹消まで行き届き、熱を末端部まで運ぶ機能も活発になるのではないかと考えられます。その結果、手足の末端部まで温かくなり、体温が多少なりとも上昇する可能性はあると言う事が言えます。

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-効能・効果検証③～睡眠の質が向上する？-

｛判定★★★★｝

酸素カプセル内で自然に眠ってしまう方は多くいらっしゃいます。その睡眠自体が疲労回復にも繋がるので、むしろ眠る事でより高い効果が出ると考えられます。「酸素カプセルを使うようになってから普段の睡眠が深くなった。」という利用者もいます。これは蓄積していた疲労がなくなり、体調が良くなったため、上質な睡眠がとれるようになったと考えられます。
上質な睡眠をとれるようになれば、脳の働きも活発になり、ハードな仕事もこなせる持久力も生まれるので、仕事に好循環が生まれるという考え方もあります。睡眠中にホルモン活性はピークを迎え、若さやスタミナの貯金を蓄えていきます。「本当に休む暇も寝る時間も無い」という方が居ますが、そういう方にこそ上質な睡眠と休息が必要です。

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-効能・効果検証④～集中力が高まる、記憶力が上がるか？-

｛判定★★★★｝

酸素不足が続くと最初に影響が出るのは脳です。酷使されて脳が疲れると、頭がボーっとしたり、身体が怠くなったりします。注意力は散漫になり、物忘れも起こります。ある実験において、その効果が実証されています。
※計算スピードが速くなる20代から40代の被験者10名に施行した「百ます足し算」と「二百ます足し算」において、酸素カプセルに入る前と入った後では、明らかに回答時間が短縮されました。これは、脳のエネルギーとなる糖質の代謝に多くの酸素が使用され、酸素が効率よく配給されることで、集中力がより高まった結果だと考えられます。
※記憶力の向上効果通常の空気を吸引しながら20分間英単語を記憶した場合と、約30％の高濃度酸素を吸引しながら20分間英単語を記憶した場合を比較した結果、後者グループの方の記憶量が15％上昇したという実験結果があります。（当院の酸素カプセルは医療用高濃度酸素カプセルではなく、高気圧酸素カプセルですが、効果は大いに期待できます。）

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-効能・効果検証⑤～喫煙による一酸化炭素を排出する？-

｛判定★★★★★｝

たばこの煙に含まれている一酸化炭素は、血液中のヘモグロビンと結合します。通常、ヘモグロビンには酸素と結合して酸素を全身に運ぶ役割がありますが、一酸化炭素の結合力は酸素の240倍も強力な為、酸素の運搬を阻害します。つまり、酸素が欠乏状態になることが科学的に証明されています。
一酸化炭素ヘモグロビンの血中半減期は約3～4時間の為、喫煙習慣のある人は常に酸素不足の状態にあります。従って、喫煙をすることで全身に十分な酸素が行き渡らなくなると、血液が流れにくい状態となります。
※高気圧酸素カプセルを利用して、喫煙によって吸入される一酸化炭素がどの程度排出出来るかという実験が群馬大学で行われています。この実験では、大気圧・通常濃度の空気を吸入した場合と、1.3気圧・酸素濃度50％の高気圧酸素カプセルを利用した場合とで、一酸化炭素ヘモグロビンの減少傾向を比較すると、大気圧の空気の場合は5％、高気圧酸素カプセルの場合は25％減少しました。
この結果から、高気圧酸素カプセルは、一酸化炭素の排出に有効であると考えられます。

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-効能・効果検証⑥～生活習慣病の抑制に効果がある？-

｛判定★★★★★｝

群馬大学では興味深い実験を実施しています。被験者は1.3気圧の環境で、50％の高濃度酸素をフェイスマスクで吸入し、運動を1日30分行う事を約１か月に渡り継続しました。運動期間開始前日と、運動期間終了翌日に採血した結果、7名のうち3名に検査値の変化が見られました。
中性脂肪、総コレステロール、LDLコレステロール、血糖値のいずれかに前値よりも20％以上の良好な変化が見られました。1.3気圧で50％の高濃度酸素とは、高気圧酸素カプセルと同様の環境です。

酸素カプセルを定期的に利用しながら、1日30分の適度な運動を1か月継続したら、脂質やコレステロールの代謝に良い影響を及ぼす可能性が示唆されました。
この結果から、酸素カプセルが生活習慣病の改善・予防にも効果がある事が考えられます。

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-効能・効果検証⑦～怪我の治癒促進に効果がある？-

｛判定★★★★★｝

酸素カプセルが日本で最初に注目を集めたのは、2002年日韓W杯の時でした。きっかけは当時のイングランド代表のデイビッド・ベッカム選手です。ベッカム選手はW杯日韓大会2か月前に左足の甲を骨折し、完治まで3か月を要するとして出場が危ぶまれました。この時マスコミは、ベッカム選手がイングランドで骨折の治療を続け、酸素カプセルに入って早期回復を目指していることを大々的に報じました。そしてベッカム選手は奇跡的な回復を遂げてW杯に出場したのです。
当院でも、骨折の手術後に酸素カプセルを定期的に利用した野球選手が、夏の甲子園予選に間に合い、ホームランを打つまでに回復したという事例があります。

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-「疲労には3種類ある」-

過度の運動や肉体労働の結果、身体の痛みやだるさなどの症状が現れるのが
①肉体的疲労です。普段運動しない人が運動会に参加したら発生します。
人間関係や悩み事などのストレスが溜まって起こる心の疲れが
②精神的疲労です。頭痛や胃痛、下痢、肩凝り、不眠などの症状が現れます。
パソコンを長時間使用するデスクワークやスマホの長時間使用などで、視神経や脳の緊張状態が続いたときに起こる頭の疲れが
③神経的疲労です。
これら3つの疲労は自律神経のバランスを乱し、精神的な疲労に発展していきます。また脳が長時間緊張状態にあるときは、交感神経の働きにより筋肉が萎縮し、肩凝りや腰痛を生じさせます。

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-「疲労の原因は乳酸ではなく活性酸素によるもの」-

肉体的な疲労の原因物質として長らく槍玉に上げられてきたのは「乳酸」でした。

乳酸は運動中に筋肉に大きな負荷が掛かり、筋肉への酸素供給が遅れた時に、エネルギー源であるブドウ糖が不完全燃焼を起こして生まれる老廃物の様な物質です。これが筋肉中に蓄積されて血行が悪くなり、体のだるさや重さなど肉体的な疲労の原因になっていると言われてきました。所謂、「乳酸節」です。
ところが、疲れの直接の原因となるのは、活性酸素起源の
「疲労因子FF（ファティーグ・ファクター）」
であるという説が有力になっています。即ち、活性酸素が細胞を酸化することが疲労の原因だという可能性があると言う事です。

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-「疲労とは体に疲労因子FFが増えた状態の事」-

疲労因子FFは東京慈恵会医科大学ウイルス学講座の近藤一博教授が2008年の国際疲労学会において提案した物質です。

激しい運動や徹夜をさせたマウスの臓器や肝臓、心臓などから通常の3～10倍もの量の特定のタンパク質を検出しました。特定のタンパク質は、「疲労因子」という意味を持つ英語「Fatigue Factor」と名付けられました。
疲労因子FFを元気なマウスに投与したところ、それまで車輪を回していたマウスが徐々に運動をしなくなり、やがて疲れて動けなくなりました。この実験から、疲労因子FFが生物の疲れの直接の原因である事と、身体に疲労因子FFが増えた状態が疲労であるという新たな説が導き出されたのです。

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-「活性酸素の攻撃から細胞を守る防御システムが正常に」-

乳酸が肉体的疲労の原因であるのなら、「疲労の原因となる血中の乳酸を酸素が分解するから疲れが取れる」と説明できます。

しかしこれは肉体的な疲労に限っての事。仮にあらゆる疲労の原因は、活性酸素の酸化ストレスが起源になっているというの説が正しければ、高気圧酸素カプセルによる疲労回復メカニズムは他にあるということになります。
一つの可能性にすぎませんが、高気圧酸素カプセルに入ると、活性酸素の参加攻撃から細胞を守る、もともと備わっていた防御システムが正常に働くようになるという考え方もあります。
活性酸素の酸化攻撃によってサビついた細胞の傷を修復する酵素が活性化する為、疲労回復の効果が期待できる可能性があります。

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私と高気圧酸素カプセルとの出会い

数年前、私は自分の身体の健康に対して全くの無関心でした。

このままでは患者様に対して説得力の無い施術家に成り下がってしまうと思い、個人的に健康になりたいと思って購入したのが高気圧酸素カプセルとの運命的な出会いです。(笑)
現在、私は皆様のご存知の通り健康オタクとなり、日々患者様に健康情報をお送りしております。その中でもやはり高気圧酸素カプセルは、絶対に外す事が出来ない最強の健康の味方です。
私は仕事後に高強度のHIITトレーニングや筋肉トレーニングを行い、休日にはサッカーやフットサルを楽しんでおります。もちろん疲労は蓄積し、怪我も多いですが、高気圧酸素カプセルのお陰でずっとスポーツを楽しんでいられています。
健康に少しでも不安を抱えている方、健康を維持したい方、もっと健康を増進したい方、これから私達と一緒に最高の酸素ライフを送ってみませんか？

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